反下水君の世界(Original Version 1.0)/あるいは2,
3日前に掲載する予定だった時差ボケ作品 9月28日(日)01時18
分03秒
「よ、よよ、ようし! お、オナニータイムだ!」
反下水君は、どもり気味にそう呟くとPCの電源を入れ、
いつものように、下水道掲示板にネット接続した。
彼は、最近、「○○の世界」という題名で、下水常連の誹謗中傷ネタをアップしていた。
今まで既に「CrackService」と「DeathBlue」の世界を作品としてアップした。
そして、みんなの反応をみながら、オナニーすると凄く気持ちがいいことをそのときに知った。
今日は、2時間程前に「DJ E-MOTIONの世界」を下水道掲示板にアップした。
今度の作品は自信作だ。きっと、みんなの反応もいいはず。
その反応を眺めながらオナニーすれば、きっと以前よりも凄く気持ちいいはずだ。
実際に下水道掲示板を眺めると、予想通りみんなウケているようだ。
モニタには、下水常連の奴らのHNが並んでいる。
以前に題材にしたCrackServiceやDeathBlueの姿もある。今回の犠牲者であるDJ
E-MOTIONもいる。
彼は、下水道掲示板を眺めつつ、
♪ Crack! Crack! Crack! ♪ ♪ Crack! Crack! Crack! ♪
と、彼独特のリズムを刻み、ペニスを激しくしごいた。
不思議なことに、自分が一番の標的としているCrackServiceの名を叫びながら
ペニスを激しくしごくと、凄く気持ちがいいのだ。
♪ Crack! Crack! Crack! ♪ ♪ Crack! Crack! Crack! ♪
今日はいつも以上に、みんなの反応がいい。嬉しくて、嬉しくて、
オナニーにも自然と力が入った。
「あ、あああ、き、ききき、気持ち、い、いいいい…」
やがて、かつて無いほどの快感が彼を襲った。あまりの快感に意識を失いそうだった。
……そして、おびただしい量の精液がPCのモニタ周りに飛散した。
飛散した精液の一部は、ちょうど「CrackService」という文字が映し出されたモニタ上にこびり付いていた。
そのモニタ上におけるCrackServiceの文字光は、彼の放出した精液によって乱反射し、
エメラルド色に輝いてきらめいている。
その輝きを眺めながら、反下水君は完全に失神した。
そして、失神する瞬間、その刹那に彼は理解した。
今まで自分でも分からなかった、ある一つの謎が完全に解けたのだ!!
すなわち、今まで自分が何故、CrackServiceを必要以上に敵視していたのか?
他にも沢山の下水常連がいるのに、何故、CrackServiceにこだわったのか? という謎についてだ!!
−−−−−−−−今、その理由が明確に分かった−−−−−−−−
「自分はCrackServiceに恋をしている!!」
恋に狂った人間は、時として、真の欲求とは正反対の行動をとるものだ。
本当は相手が好きなのに、恋した相手に対してやたらとつらく当たってしまう…。
ああ、そうだったのか、そうだったのか、ああ…。
失神しながらも、反下水君のペニスは全てを理解した感動で再び勃起していた。
−−−−失神から目覚めたとき、反下水君は気付くだろう。
真性包茎のはずの彼のペニスには、もう皮が被っていないということに。
全ては、CrackServiceのことを想って激しい自慰行為をしたおかげである。
そして、反下水君は、鬼頭の露出した自分のペニスを見て顔を赤らめ、
ちょっとはにかみながら、こう呟くことだろう。
「ありがとう、CrackService…」
はからずも、間接的に包茎治療をしてくれたCrackServiceに感謝せずにはいられないだろう。
おめでとう、反下水君。もう、君は皮かむりじゃない。りっぱな大人だ。
………続く(かもしれない)
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反・反下水道最高人民会議