これは日本語化された glibc-2.0.x 版 Netscape Communicator のバグに対する 場当たり的な修正を行う wrapper です。 ファイルは http://www.geocities.com/SiliconValley/Grid/8453/mozillafix.tar.gz にあります。 Netscape Communicator は glibc-2.0.x + wcsmbs-locale 環境では、リンクしている Motif のバグにより、Form 上の TextField(一行編集欄)に初期値が与えられている ときに、その初期値が表示されず、それを無視して文字を与えるとゴミが残るという 問題があります(ゴミが残るという問題は 4.08 では起こらないようです)。 この wrapper を preload することにより、この問題をある程度修正してくれる はずです。おそらく、検索エンジンなどを正しく使えるようになると思います。  動作環境は glibc-2.0.x + wcsmbs-locale です。確認していませんが、glibc-2.1.x では正しく動作しないでしょう(もしかしたら動くかも)。 動作確認は RedHat 5.2, kernel 2.2.5-ac3, glibc-2.0.7 + libwcsmbs-0.0.5 + wcsmbs-locale 0.4.6 上の Netscape Communicator 4.5用のリソースを流用した Netscape Communicator 4.51 で行っています。 また、Vine Linux や Turbolinux、RedHat 5.2J上の Netscape Communicator 4.07, 4.08, 4.5, 4.51, 4.6, 4.61 の動作報告があります。 Vine Linux では 1999/4/21 付のアップデート、 netscape-4.08_jp-17.i386.rpm にてこのパッチが組み込まれたパッケージをリリースしています (http://vine.flatout.org/errata.html)。ただし、wcsmbs-locale が、標準では、 問題が起きる可能性のある wcsmbs-locale 0.4.11 なので、必要ならば wcsmbs-locale のダウングレードを行ってください。 また、日本語 RedHat 5.2J Rel.2 でもこのパッチを使用しているそうです。 なお、wcsmbs-locale 0.4.11 では reset ボタン(