−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェア名 ワイヤレスLAN (Intel 11b) 対象機種 ThinkPad R40 (マシンタイプ 2722, 2723, 2724) ThinkPad R50/R50p/R51 ThinkPad T40/T40p/T41/T41p/T42/T42p ThinkPad X31/X40 (日本での未発表製品も含みます) 対応OS Windows 2000, Windows XP (Home Edition および Professional) バージョン 1.2.4.35 発行日 2005年8月15日 旧名称 IBM ThinkPad IBM 内蔵ワイヤレスLAN (Intel PRO/Wireless LAN 2100 3B Mini PCI Adapter)ソフトウェア (Windows 2000/XP) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェアの役割 次のワイヤレスLAN カードが使用できるように、ソフトウェア (ワイヤレス LAN ドライバー)を導入します。 アダプタ名 デバイス マネージャでの ネットワーク アダプタ名 ------------------------------- ------------------------------ IBM 内蔵ワイヤレスLAN Intel PRO/Wireless LAN 2100 3B (Intel PRO/Wireless LAN 2100 3B Mini PCI Adapter Mini PCI Adapter) すでにワイヤレスLAN ドライバーが導入されている場合、更新(上書き導入) することで問題の解決や機能の追加、拡張ができます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今回の変更内容 [重要な変更] ありません。 [新機能または機能の拡張] ありません。 [問題の解決] - Windows 2000 で、IBM Access Connections がアプリケーションエラーを 起こすことがある。 - 証明書のインポートウイザード中に「秘密キーの保護を強力にする」や 「このキーをエクスポート可能にする」オプションを有効にすると 接続に失敗する。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョンの確認方法 1. Windows 2000/XPを始動します。 2. Windows 2000の場合、 「スタート」「設定」「コントロール パネル」の順にクリックします。 次に「システム」をダブルクリックします。 Windows XPの場合、 「スタート」「コントロール パネル」「パフォーマンスとメンテナンス」 の順にクリックします。次に「システム」アイコンをクリックします。 3.「ハードウエア」タブをクリックします。 4.「デバイス マネージャ」をクリックします。 5.「ネットワークアダプタ」をダブルクリックします。 6.「Intel(R) PRO/Wireless LAN 2100 3B Mini PCI Adapter」をダブルクリ ックします。 7.「ドライバ」タブをクリックします。 8. ドライバのバージョンならびに日付が表示されます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注意事項 1. IBM Access Connectionsのバージョンが3.71 (またはそれ以降) の場合、 正常に動作します。 2. Windows XP サービスパック1 を導入した環境で、IEEE 802.1X ワイヤレス 認証を使用するがWPA機能を使用しない場合は、Windows XPのWPA ワイヤレ ス セキュリティーアップデート Q815485 および Wireless Protected Access サポート修正プログラム Q826942 をインストールしないでくださ い。なお、これらは以下の手順によりアンインストールできます。 a) Windows XPを始動し、アドミニストレーター特権をもつユーザーIDでロ グオンします。 b)「スタート」「コントロールパネル」「プログラムの追加と削除」の順 にクリックします。 c)「Windows XP Hotfix (SP2) Q815485」「Windows XP Hotfix (SP2) Q826942」が存在する場合はそれらを選択し「削除」をクリックします。 d) 画面の指示に従い、アンインストールします。 Windows XP サービスパック2 を導入した環境では、特に問題はありません。 3. Windows 2000環境で、Microsoft Wireless Configuration サービスを導入 している場合は、以下の手順により無効にしてください。 a) Windows 2000を始動し、アドミニストレーター特権をもつユーザーIDで ログオンします。 b)「スタート」「設定」「コントロールパネル」の順にクリックします。 c)「管理ツール」「サービス」の順にダブルクリックし、画面左側の 「サービス」をクリックします。 d)「Wireless Configuration」をダブルクリックし、「スタートアップの 種類」を「無効」に変更します。 4. ワイヤレスLAN ドライバーを更新した後、SSID, WEPキー等の情報を再入力 する必要がある場合があります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− インストールの方法 (注意) −現在問題なくシステムをお使い頂いている場合は、必ずしも更新(上書き導 入)する必要はありません。そのままお使いください。 更新する必要があるかどうかの判断は、「バージョン情報」の章を参照して ください。 −以下のソフトウェアも、それぞれのバージョンで同時に更新する必要があり ます。 −IBM Access Connections バージョン 3.71 (またはそれ以降) −ホットキー機能 (Windows 2000/XP) バージョン 1.05.0481 (またはそれ以降) 次の3通りの方法があります。 (A) ThinkPad ソフトウェア導入支援による自動インストール (B) 手動インストール (C) コマンド・ラインによるインストール (Unattended インストール) (A) ThinkPad ソフトウェア導入支援による自動インストール (注意) −ThinkPad ソフトウェア導入支援のバージョンは、2.30.0481 (またはそれ以 降)である必要があります。 1. Windows XPを始動し、アドミニストレーター特権をもつユーザーID でログオンします。 2. Internet Explorerを起動します。 3. ツール バー上の「ThinkPad ソフトウェア導入支援」ボタンをクリック します。(*1) 4.「ようこそ」の画面で「新規・更新パッケージの導入」が選択されている ことを確認し、「次へ」をクリックします。 5.「更新パッケージの検出」画面で「インターネット上の最新情報を取得す る」にチェック・マークがついていることを確認し、「次へ」をクリッ クします。 検索を開始します。 6.「パッケージのダウンロード」画面が表示されたら「次へ」をクリックし ます。 7.「パッケージの選択」画面が表示されたら、 ワイヤレスLAN (Intel 11b) にチェック・マークが付いていることを確認します。(*2) 8.「次へ」をクリックします。 9.「パッケージの導入」画面でパッケージ名を確認し、「導入」をクリック します。 10. 完了しました。と表示されたら「OK」をクリックします。 11.「閉じる」をクリックします。 12. 画面の指示に従います。 ヒント *1: ツール バー上に「ThinkPad ソフトウェア導入支援」ボタンが表示されない 場合は、 (a) Internet Explorerのメニュー バー上で、「表示」「ツール バー」 「ユーザー設定」の順にクリックします。 (b)「ツール バーの変更」画面の「利用できるツール バー ボタン」のリス トの中から「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタンをクリックして選 択し、「追加」をクリックします。 (c)「現在のツール バー ボタン」に「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタ ンが登録されたことを確認したら、「閉じる」をクリックします。 もし、「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタンが見当たらない場合は、 −「ThinkPad ソフトウェア導入支援」自身を更新して (バージョン 2.10.03C2 およびそれ以降)、ツール バーに登録できるようにする。 −手動で「ThinkPad ソフトウェア導入支援」を起動する。 (例) 「スタート」「すべてのプログラム (または プログラム)」「Access IBM」「ThinkPad ソフトウェア導入支援」の順にクリックする。 のどちらかを実行してください。 *2: チェック・マークのついたその他のパッケージも同時に更新することができ ます。目的のパッケージだけを更新したい場合は、それ以外のパッケージに ついているチェック・マークをクリックしてチェック・マークの表示を消し ます。 各パッケージ名の左端の + マークをクリックすると、現在導入されている バージョンが表示されます。 (B) 手動インストール 「手動インストールの方法」の章を参照してください。 (C) コマンド・ラインによる更新 (Unattended インストール) 「コマンド・ラインによるインストール (Unattended インストール) の 方法」の章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン情報 (日本での未発表製品/未発表バージョンも含みます) バージョン 内容 ------------------- ------------------------------------------- 1.2.4.35 [1RWC88WW] 問題の解決 1.2.4.35 [1RWC86WW] 問題の解決 EAP-FAST機能のサポート 1.2.3.14 [1RWC76WW] 表示方法の改善 1.2.3.14 [1RWC74WW] 機能の改善と問題の修正 1.2.2.9 ThinkPad T42, T41pのサポートと新機能の追加 1.2.1.11 ThinkPad R51のサポートと問題の修正 1.2.1.1 ThinkPad T41p, R50p, X40のサポートと問題の 修正 1.2.0.56 ThinkPad R50, T41のサポートと新機能の追加 1.1.5.0 問題の修正 1.0.28.2 (第一版) ThinkPad R40 (マシンタイプ 2722, 2723, 2724), T40, T40p, X31のサポート 問題解決/変更の概要 (略語) < > バージョン [ ] 管理者の識別用ビルド番号 <重要> 重要な変更 (新) 新機能または機能の拡張 (修) 問題の修正 <1.2.4.35> [1RWC88WW] (注意) IBM Access Connectionsのバージョンが3.71(またはそれ以降)の場合、 正常に動作します。 −(修) Windows2000で、IBM Access Connections がアプリケーションエラーを 起こすことがある。 −(修) 証明書のインポートウイザード中に「秘密キーの保護を強力にする」や 「このキーをエクスポート可能にする」オプションを有効にすると 接続に失敗する。 <1.2.4.35> [1RWC86WW] (注意) IBM Access Connectionsのバージョンが3.71(またはそれ以降)の場合、 正常に動作します。 −(新) EAP-FAST 機能のサポートの追加。 −(修) Windows の タスク マネージャ から 1XConfig.exe が消滅し、LEAP接 続が切れることがある。 <1.2.3.14> [1RWC76WW] (注意) IBM Access Connectionsのバージョンが3.30(またはそれ以降)の場合、 正常に動作します。 −(新) このパッケージ名が、「ThinkPad ソフトウェア導入支援」の「パッケ ージの選択」画面で、わかりやすい日本語で表示されるように改善。 (旧) Intel(R) PRO/Wireless LAN 2100 3B Mini PCI Adapter (新) ワイヤレスLAN (Intel 11b) <1.2.3.14> [1RWC74WW] (注意) IBM Access Connectionsのバージョンが3.30(またはそれ以降)の場合、 正常に動作します。 −<重要> IBM Access Connections バージョン 3.30 への対応。 −(新) 電波ノイズ耐性の改善。 −(新) 通信再開後のIPアドレス取得時間の改善。 −(修) デバイス省電力機能による通信の切断。 <1.2.2.9> [1RWC67WW] (注意) IBM Access Connectionsのバージョンが2.70(またはそれ以降)の場合、 正常に動作します。 −(新) ThinkPad T42, T42pのサポート。 −(新) EAP-TTLS機能のサポートの追加。 −(新) PEAP-GTC機能のサポートの追加。 −(新) Single Sign On (LEAP, EAP-TTLS, PEAP-MSCHAPV2)機能のサポートの 追加。 <1.2.1.11> [1RWC55WW] (注意) IBM Access Connectionsのバージョンが2.70(またはそれ以降)の場合、 正常に動作します。 −(新) ThinkPad R51のサポート。 −(修) IBM Access ConnectionsからWindows XPの「Wireless Zero Configuration」機能を利用して、EAP-TLS接続できない。 −(修) ドライバーが正しく上書きインストールされない。 −(修) ドライバーの上書きインストール後に、自動的にシステムが再起動さ れる。 −(修) ドライバーのDefault SSIDを 101 から WXYZ に変更。 <1.2.1.1> [1RWC46WW] (注意) IBM Access Connectionsのバージョンが2.70(またはそれ以降)の場合、 正常に動作します。 −(新) ThinkPad T41p, R50p, X40のサポート。 −(修) LEAP 接続した後に WPA-PSK 接続できない。 −(修) 再起動後に、アクセスポイントがタイムアウトするまで WPA 接続でき ない。 −(修) Windows 2000からWindows XPにアップグレード後、ドライバーが削除、 更新できない。 (既に Windows XPにアップグレードしてしまった時は、下記の「削除 の方法」の章に従って、ドライバーの削除と再インストールを実行し てください。) <1.2.0.56> [1RWC43WW] (注意) IBM Access Connectionsのバージョンが2.70(またはそれ以降)の場合、 正常に動作します。 −(新) ThinkPad T41, R50のサポート。 −(新) WPA 機能の追加。 −(新) Cisco Compatible Mode 機能の追加。 −(新) ThinkPadソフトウェア導入支援プログラム バージョン 2.0(Web対応版) のサポート。 <1.1.5.0> [1RWC25WW] (注意) IBM Access Connections を必ず導入してください。 −(修) ソフトウェア初期導入状態で、Sebring.API プログラムが削除できな い。 −(修) (ThinkPad R40) サスペンド・リジュームを繰り返すと、まれに再起動 してしまう。 <1.0.28.2> [1RWC17WW] −(新) (第一版) ThinkPad R40 (マシンタイプ 2722, 2723, 2724), T40, T40p, X31のサポート。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 手動インストールの方法 WindowsのInternet Explorerを使用する場合を例に説明しています。 (ファイルのダウンロード) 1. Internet Explorerで、インターネット上の目的のファイルをクリックし ます。 2.「ファイルのダウンロード」画面で、「保存」をクリックします。 3.「保存する場所」で「デスクトップ」を選択します。 または他の好きな場所を「保存する場所」で選択します。 4.「保存」をクリックし、画面に従いファイルを一時的に保存します。 (ファイルの解凍とインストール) 5. アドミニストレーター特権をもつユーザーIDでログオンしていることを 確認します。 6. Windows のデスクトップ画面を表示します。 または、手順 3.で指定した保存場所をエクスプローラで開きます。 7. 手順 4.で一時的に保存したファイルをダブルクリックします。 8.「ファイルの保存場所」画面で、「ファイルを保存するフォルダ」欄に表 示されたフォルダ名を確認・メモしておきます。 9.「次へ」をクリックします。 10.「完了」をクリックします。 11. エクスプローラを起動し、手順 8.で確認したフォルダを開きます。 12. SETUP ファイルをダブルクリックします。 13. 画面の指示に従います。 14. コンピューターを再起動します。 最後に、手順 4.で一時的に保存したファイルを削除しておきます。 これで全ての作業は完了です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コマンド・ラインによるインストール (Unattended インストール) の方法 この方法は、システム管理者が一度に大量のThinkPadにソフトウエアを導入 する場合のみ必要です。 −「手動インストールの方法」の章を参照して、ファイルのダウンロードと 解凍を行います。 − コマンド・ラインで、 [パッケージを展開した先のパス]\WIN\WLLANINT\SETUP.EXE を実行します。 (例) C:\DRIVERS\WIN\WLLANINT\SETUP.EXE −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 削除の方法 1. Windows を始動し、Administrator 特権をもつユーザーID でログオンします。 2. 「スタート」、「設定」、「コントロールパネル」の順にクリックします。 3. 「プログラムの追加と削除」をダブルクリックします。 4. もし Intel(R) Sebring API が表示されていたら、「削除」ボタンを押して 画面の指示に従いアンインストールします。 5. Windows 2000の場合、 「スタート」「設定」「コントロール パネル」の順にクリックします。 次に「システム」をダブルクリックします。 Windows XPの場合、 「スタート」「コントロール パネル」「パフォーマンスとメンテナンス」 の順にクリックします。次に「システム」アイコンをクリックします。 6.「ハードウエア」タブをクリックします。 7.「デバイス マネージャ」をクリックします。 8.「ネットワークアダプタ」をダブルクリックします。 9.「Intel(R) PRO/Wireless LAN 2100 3B Mini PCI Adapter」をダブルクリック します。 10.「ドライバ」タブをクリックします。 11.「削除」をクリックします。 12. 画面の指示に従います。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * IBM および ThinkPad は、IBM Corporation の登録商標です。 * Intel は Intel Corporation の登録商標です。 * Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の登録商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は、他社の登録商標、商標またはサービス マークです。 ==========================================================================